世界一おいしいチョコレートを作りたい - 東京カカオプロジェクト

TOKYO CACAO Hiratsuka

東京カカオとは - what's 東京カカオ ?

2003年、世界一美味しいチョコレートを目指してプロジェクトスタート

創業1901年の平塚製菓は、OEMメーカー(相手先ブランドによる受託生産)として主力のチョコレートを生産し続けてきた、いわばチョコレートのプロフェッショナル。そんな平塚製菓が手掛けているのが、今世界中から注目されている“東京カカオ”プロジェクトです。
本来カカオは、カカオベルトと呼ばれる赤道を中心とした南北緯20度以内・年間平均気温27度以上のアフリカや中南米で栽培され、それだけに生産量も限定されています。つまり常識で考えれば、日本でチョコレートを生産するということはとても難しくハードルが高い、まさにミラクルとも言えるプロジェクト!

日本でカカオの木を栽培し、“東京カカオ”と名付けたい

始まりは、平塚製菓の社長である平塚正幸が2003年にカカオ産地のガーナを訪れ、現地で目にしたカカオの木に魅了されたのがきっかけでした。
「国産カカオ豆を使った、世界一おいしいチョコレートを作りたい」。その熱い想いが、不可能とされていた“東京カカオ”の第一歩につながったのです。

  • 平塚製菓小笠原カカオ農園
  • 東京カカオの実
  • 東京カカオの花

国産へのこだわり - 安全・安心×高い農業技術

国産で安心・安全のチョコレート

すでにルートができている海外ブランドカカオではなく、あえて国産カカオで勝負する。そこには、たくさんのこだわりが詰まっています。
海外の有名産地のカカオ、希少品種のカカオも素晴らしいです。でも国内で自分たちの手で育てる。目に見えるところ、手の届く距離で栽培する。
国内産であればより安全・安心なチョコレートを追及することができます。

日本が誇る高い農業技術が育てるカカオ

そして何より、おいしいカカオ豆を開発生産するためには遠いアフリカではなく、身近でかつ優れた農業技術を持つ日本国内が研究を重ねるのに最適だと考えました。品種改良を重ね素晴らしい農作物を生み出す農業技術がある日本だからこそできること! 世界に誇る農業技術を駆使してカカオ栽培ができれば、きっと世界一おいしいチョコレートに近づけるはずです。

  • 東京カカオから収穫したカカオ豆

東京カカオの生産地 - 世界に発信する Made In Tokyo

東京・小笠原ブランドを世界に向けて

栽培できる可能性がある産地として、最南端の沖縄か東京の小笠原が候補に挙がりました。カカオベルトの条件的には沖縄がより近いという声もある中、これから高付加価値のチョコレートを世界に発信できるのは東京ブランドしかないと、小笠原を産地に決定。Made In Tokyoのプライドを掲げ、地元の農家さんと協力しながらカカオの栽培に取り掛かります。

2010年、167本が発芽するも全て枯れる

1,000粒の種を植え、そのうち167本が発芽! なんとも幸先のよいスタートに恵まれましたが、現実はそう甘くありませんでした。気候などはクリアしているのにも関わらず、まもなく全て枯れてしまいます。 日本でのカカオ栽培は無理かもしれない・・・そんな絶望的なムードが漂う“東京カカオ”プロジェクトに、救いの手が差し伸べられます。

  • 東京カカオ農園のある母島

生産パートナー農園 - 二人三脚で動き出す運命の出会い

小笠原の土壌と気候を知り尽くした折田農園との二人三脚

それは折田農園の折田さんと知り合えたことが始まりでした。
小笠原の母島で農業を営む、折田一夫さんは、無農薬、有機肥料にこだわり母島で初めてマンゴーの栽培に成功。小笠原の土壌や気候をよく理解した上で発揮される高い農業技術を活かし、母島名物ママヤのレモンジャムの生みの親としても活躍されています。日本初のカカオ栽培に興味を持った折田さんと二人三脚で、“東京カカオ”プロジェクトは再始動!

カカオのための土壌や設備作りに試行錯誤

折田農園をカカオ農園として使用するために、本土からショベルカーやダンプカーなどを輸送して整地。同時に根が張りやすく、水と空気が行きわたりやすくなるように土壌を整えます。また、カカオは直射日光が苦手なので、特注のハウスを考案。天候や気温によって調整できるよう、ハウスの天井を可動式の黒いシートで覆い、日陰の面積をコントロール。試行錯誤を繰り返し、2012年4月いよいよ栽培が始まります。

  • 折田さんと代表平塚
  • 東京カカオの栽培ハウス
  • 収穫した東京カカオのカカオポッド

東京カカオのヒミツ - 驚く程フルーティなチョコレート

ついにカカオの実を収穫→カカオ豆の加工へ

カカオの木は年間5,000個の花を咲かせますが、そのうち実になるのはたったの50~70個ほど。そんな貴重なカカオの実、カカオポッドの収穫に、2013年10月に初めて成功しました。着想から、実に10年間! カカオへの探求心が実を結んだ瞬間です。

しかしまだまだチョコレート作りのスタート地点に立ったばかり。次はカカオ豆への加工が始まります。海外で収穫されるカカオは、カカオポッドから豆を取り出し、発酵、乾燥などの工程を経て日本に輸入されるため、そもそも生のカカオ豆というものが日本にはほとんど存在しません。カカオポッドから豆への加工は国内では資料も乏しく、発酵・乾燥は手探りでの挑戦になりました。

着想から13年かけ、2015年にチョコレートが完成

そしてさらに2年の研究期間を経て、待望の東京産チョコレートが誕生します。“東京カカオ”はマイルドでフルーティーな味わいが特徴。ビターでスパイシーな中米と比べると、“東京カカオ”はちょうどその逆に当たります。こんなに優しい味のチョコレートは“東京カカオ”以外ではまず作れない、まさに産地を活かした味と香りです。

  • 熟した東京カカオの実
  • 東京カカオで作った試作品チョコレート
  • 平塚製菓小笠原カカオ農園

東京カカオのミライ - 2018年、商品化に向けて

順調に収穫量を伸ばし、さらに商品化へステップアップ

現在は約500本の植樹が完了し、2016年はそのうち約200本の樹から0.5トンのカカオ豆の収穫を見込んでいます。2017年には、植樹した全ての樹からカカオポッドを収穫することが目標です。

また、この春にはカカオ豆からチョコレート生地までを完全自社生産できる設備を新たに導入。 カカオ豆の栽培から、チョコレート生地へ、さらにオリジナリティ溢れる個々の商品への落とし込みと、“東京カカオ”の魅力を最大限に引き出すための工夫をこれからも研究開発し、2018年には商品化を目指しています。

「世界一おいしい国産チョコレートを作りたい」という想いから始まった“東京カカオ”プロジェクト。その想いをみなさんに届けることができる日は、もうすぐです。

  • 東京カカオプロジェクト記者会見
  • 実際の東京カカオを手に記念撮影
  • 収穫した東京カカオの果実

NEWS

メディア掲載
『未来世紀ジパング』で東京カカオプロジェクトをご紹介いただきました
メディア掲載
マガジンハウス『anan』の「愛しのチョコレート」特集で紹介されました。
メディア掲載
Hanako特別編集「ハイカカオBOOK」で東京カカオが紹介されました。
メディア掲載
NHKワールド『TOKYO EYE 2020』で「Tokyo Ingredients Taking on the World!」として東京カカオが紹介されました。こちらからご覧いただけます。
メディア掲載
柴田書店『プロのための洋菓子材料図鑑vol.4』で「国産素材の最新情報」として東京カカオが紹介されました。

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